【7月7日 AFP】テニス、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2021)は6日、女子シングルス準々決勝が行われ、大会第1シードのアシュリー・バーティ(Ashleigh Barty、オーストラリア)は6-1、6-3で同胞アイラ・トムリャノビッチ(Ajla Tomljanovic)に快勝し、準決勝に進出した。

 オーストラリアの女子選手がウィンブルドン4強入りを果たすのは、2000年のエレナ・ドキッチ(Jelena Dokic)氏以来で、母国の名選手であるイボンヌ・グーラゴング・コーリー(Evonne Goolagong Cawley)氏のウィンブルドン女子シングルス初制覇から50年の記念大会での優勝の可能性も残している。

 トムリャノビッチには格の違いを見せたバーティだが、次は2018年大会女王のアンゲリク・ケルバー(Angelique Kerber、ドイツ)との対戦で、今回よりもはるかに厳しい戦いになることは間違いない。

 バーティは「究極の試練になる」と話し、「彼女はここで成功を収めた実績がある。対戦がとても楽しみ。相手はこのコートでの自分のプレーの出し方を知っているし、勝つチャンスを見いだすには、良いプレーをしなくてはならない」と続けた。(c)AFP/Pirate IRWIN