【7月6日 AFP】(更新・図解追加)ロシア極東カムチャツカ半島(Kamchatka Peninsula)で20人以上を乗せた旅客機が音信不通となっていると、現地当局が6日、明らかにした。

 地元の交通検察当局の報道官ワレンチナ・グラゾバ(Valentina Glazova)氏はAFPに対し、同半島の主要都市ペトロパブロフスクカムチャツキー(Petropavlovsk-Kamchatsky)からパラナ(Palana)へ向かっていた旅客機An26が消息を絶ち、予定されていた時刻に到着しなかったと話した。

 グラゾバ氏によると、乗客23人、乗員6人の計29人がのっていた。

 同氏は、捜索・救助活動が開始されたが、「現時点で判明し、確認できたのは、通信が途絶え、航空機が到着しなかったということだけだ」と述べた。

 旅客機はカムチャツカに拠点を置く航空会社が運航しているという。(c)AFP