【7月5日 AFP】(更新、写真追加)英国のウィリアム王子(Prince William)の妻キャサリン妃(Catherine, Duchess of Cambridge)が、後に新型コロナウイルス検査で陽性と判明した人と接触していたとして、10日間の自主隔離に入った。ケンジントン宮殿(Kensington Palace)が5日、発表した。

 王室は、キャサリン妃は「無症状だが、関連する政府のガイドラインに従い、自邸で自主隔離を行っている」と説明した。

 直近の公務は、2日のテニスのウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2021)観覧だった。キャサリン妃は会場の「オールイングランド・ローンテニス・アンド・クローケー・クラブ(All England Lawn Tennis and Croquet Club)」のパトロン(後援者)を務めている。

 政府は現在、イングランドの新型ウイルス規制を19日に解除するため準備を進めている。

 ウィリアム王子は昨年11月、父親のチャールズ皇太子(Prince Charles)に続いて同年4月に新型ウイルス検査で陽性反応が出ていたと発表した。(c)AFP