【7月5日 AFP】サッカーアルゼンチン代表のスーパースター、リオネル・メッシ(Lionel Messi)の故郷の町ロサリオ(Rosario)に、同選手の巨大なウオールアートが登場した。アートには、「別の銀河から、そして近所から」と記されている。

 ウオールアートは高さ14メートル、幅8メートルの巨大なもので、メッシが小さい頃に暮らしていたラ・バハーダ(La Bajada)の、メッシも通った小学校の向かいにある4階建てアパートの壁一面に描かれている。

 制作を担当した一人であるマルレン・スリアガ(Marlen Zuriaga)さんは、AFPに対して「レオのことを思い、彼に対する私たちの称賛の気持ちを込めた。そのことをこれほど大きく表現したものは、ロサリオにはないと思う」と話した。

 今月1日に披露されたウオールアートには、上半身裸でひげを生やしたメッシと、リフティングをする少年の小さな姿が描かれている。首にはひもを結び合わせたスパイクをかけており、そのうち片方は黒で片方は金。これはメッシが欧州得点王の証しであるゴールデンシュー賞を6回受賞していることを表している。

 スペイン1部リーグのFCバルセロナ(FC Barcelona)のエースで、現代サッカー最高の選手との呼び声も高いメッシは、昨シーズンも8度目のリーグ得点王に輝いた。

 現在はアルゼンチン代表の主将として、ブラジルでコパ・アメリカ(2021 Copa America)を戦うチームをけん引し、4強入りに貢献している。(c)AFP