【7月4日 AFP】20-21NBAは3日、プレーオフのイースタンカンファレンス決勝が行われ、クリス・ミドルトン(Khris Middleton)が32得点を記録したミルウォーキー・バックス(Milwaukee Bucks)は118-107でアトランタ・ホークス(Atlanta Hawks)を下し、4勝2敗として1974年以来となるファイナル進出を決めた。

 バックスは、2度のレギュラーシーズン最優秀選手(MVP)選出を誇るヤニス・アデトクンポ(Giannis Antetokounmpo)を膝のけがで欠く中でカンファレンス決勝を乗り越えた。26歳のアデトクンポは第4戦で着地の際に左膝を負傷し、過伸展と診断されている。

 アデトクンポが不在の中、バックスはジュルー・ホリデー(Jrue Holiday)が2試合連続で攻撃をけん引。27得点、9リバウンド、9アシストとトリプルダブルにあと一歩だったホリデーは、「ファイナル進出は誰もが子どもの頃に夢見ること。信じられない」と喜んだ。

 また、第5戦で33得点と輝いたブルック・ロペス(Brook Lopez)が13得点をマークした。

 一方のホークスは、けがで2試合欠場中だったトレイ・ヤング(Trae Young)が復帰したが、ヤングのフィールドゴール成功は17本中4本と振るわず、6本打った3ポイントシュートは全て外れて14得点に終わった。

 6日から始まるファイナルで、バックスはフェニックス・サンズ(Phoenix Suns)と戦う。(c)AFP