【7月4日 AFP】テニス、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2021)は3日、男子シングルス3回戦が行われ、大会第2シードのダニール・メドベージェフ(Daniil Medvedev、ロシア)は6-7(3-7)、3-6、6-3、6-3、6-2の大逆転で第32シードのマリン・チリッチ(Marin Cilic、クロアチア)を下し、自身初の16強入りを果たした。

 2セットダウンから初めて勝利を収めたメドベージェフは次戦、8強入りを懸けて第14シードのホベルト・ホルカシュ(Hubert Hurkacz、ポーランド)と対戦する。

 一方、元全米オープン(US Open Tennis Championships)王者で、ウィンブルドンでは2017年に準優勝を経験しているチリッチは、出だしの勢いを維持できず、68本のアンフォーストエラーが響いた。

 第4シードのアレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev、ドイツ)は6-7(3-7)、6-4、6-3、7-6(7-4)で第31シードのテイラー・フリッツ(Taylor Fritz、米国)を退け、4回戦進出を決めた。次戦は第16シードのフェリックス・オジェ・アリアシム(Felix Auger-Aliassime、カナダ)と顔を合わせる。(c)AFP