【7月1日 AFP】20-21NBAは30日、プレーオフのウエスタンカンファレンス決勝が行われ、フェニックス・サンズ(Phoenix Suns)がロサンゼルス・クリッパーズ(Los Angeles Clippers)を130-103で下し、シリーズ戦績を4勝2敗としてファイナル進出を果たした。

 28日に行われた第5戦、ホームでウエスタンカンファレンス優勝を決めるチャンスを逃したサンズは、クリス・ポール(Chris Paul)が41得点と大活躍。敵地ステープルズ・センター(Staples Center)で立て直し、クリッパーズに大勝した。

 サンズはファイナルで、ミルウォーキー・バックス(Milwaukee Bucks)とアトランタ・ホークス(Atlanta Hawks)による7回戦制を制したチームと対戦する。

 今シーズンが始まるまで10季連続でプレーオフ出場を逃していたサンズのファイナル進出は、1993年以来これが3回目となる。

 オールスターに11度出場している36歳のポールは、経験の全てを生かしてチームを勝利に導き、キャリア16年目にして自身初となるファイナル進出を決めた。

 サンズでは他にデビン・ブッカー(Devin Booker)が22得点、ジェイ・クロウダー(Jae Crowder)が19得点、ディアンドレ・エイトン(Deandre Ayton)が16得点をマークした。

 一方のクリッパーズではマーカス・モリス(Marcus Morris)の26得点が最多で、ポール・ジョージ(Paul George)は21得点を挙げた。(c)AFP