【6月29日 CGTN Japanese】中国の交通運輸部の発表によりますと、昨年、中国の港湾における貨物の取扱量は145億5000万トン、コンテナの取扱個数は2億6000万TEU(20フィートコンテナ換算)で、いずれも世界一になったということです。

 また、中国の港湾は貨物取扱量においては8カ所、コンテナ取扱個数では7カ所が世界の上位10位に入っています。

 海運においては、中国の船隊による載貨重量トン数(満載喫水線の限度まで貨物を積載したときの全重量から船舶自体の重量を差し引いたトン数)は昨年末までに世界第2位の3億1000万トンに達しました。

 一方、中国の内陸水運による貨物輸送量も数年連続で世界一を維持しており、昨年は38億1500万トンでした。内陸河川の航路の運航距離は昨年末時点で12万キロを超えました。中でも長江の幹線は貨物輸送量が世界で最も多く、「世界で一番忙しい」水路となっているということです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News