【6月29日 CGTN Japanese】中国の水利部によりますと、27日正午から28日正午までに、中国北部の黒竜江の本流と支流のフマル(呼瑪)河、嫩江本流、アルグン(額爾古納)河および中国南部の重慶市(Chongqing)を流れる長江の支流である御臨河、安徽省(Anhui)を流れる長江下流の支流である秋浦河(唐の詩人李白が同河で「秋浦歌十七首」を書いた)、京杭(北京・杭州)大運河の太湖区間(江蘇省内)、浙江省(Zhejiang)寧波市(Ningbo)を流れる甬江の支流である西大河、福建省(Fujian)を流れる閩江の支流である建渓など17本の河川は警戒水位以上の洪水が発生し、そのうち、黒竜江の本流とアルグン(額爾古納)河の本流はいずれも警戒水位より高い保証水位を超えました。

 豪雨で河川が警戒水位を超えたため、アジア最大の滝である「黄果樹瀑布(黄果樹の滝)」がある中国西南部貴州省(Guizhou)の黄果樹景観地の一部は28日から一時閉鎖されています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News