【7月19日 AFP】ツール・ド・フランス(2021 Tour de France)は18日、最終第21ステージ(シャトゥからパリ・シャンゼリゼ通り、108.4キロメートル)が行われ、UTE(UAE TEAM EMIRATES)のタデイ・ポガチャル(Tadej Pogacar、スロベニア)が2年連続の総合優勝を飾った。

 前回は大会終盤に逆転で首位を奪ったポガチャルだが、今季は1週目から強さを見せつけ、まだ22歳ながら絶対王者としてマイヨ・ジョーヌ(イエロージャージー)を身につけた。

 チーム・ユンボ・ビスマ(Team Jumbo Visma)のヨナス・ヴィンゲゴー(Jonas Vingegaard、デンマーク)が総合2位に躍進し、2019年のジロ・デ・イタリア(Giro d’Italia 2019)を制したイネオス・グレナディアーズ(Ineos Grenadiers)のリチャル・カラパス(Richard Carapaz、エクアドル)が総合3位に入った。

 ポガチャルは25歳以下の選手が対象となる新人賞のマイヨ・ブラン(ホワイトジャージー)、山岳賞のマイヨ・ブラン・ア・ポワ・ルージュ(水玉ジャージー)も獲得し、2年連続の3冠も達成した。

 ステージはユンボ・ビスマのワウト・ファン・アールト(Wout van Aert、ベルギー)が優勝した。(c)AFP/Damian MCCALL