【6月29日 AFP】コパ・アメリカ(2021 Copa America)は28日、グループAの試合が行われ、アルゼンチンはリオネル・メッシ(Lionel Messi)が2得点を記録して自身の代表最多148試合目の出場を自ら祝い、4-1でボリビアを下して組首位通過を決めた。

 先週の試合でハビエル・マスケラーノ(Javier Mascherano)氏が持つ通算147試合の母国の代表記録に並んでいたメッシは、先制点をお膳立てした後に2ゴールを奪い、新記録樹立を盛大に祝った。

 序盤からセルヒオ・アグエロ(Sergio Aguero)とアンヘル・コレア(Angel Correa)がゴールに迫ったアルゼンチンは、6分にメッシの浮き球のパスからアレハンドロ・ゴメス(Alejandro Gomez)がボレーシュートをたたき込んで先制した。

 メッシは33分、ゴメスが得たPKを蹴り込んでチームのリードを広げると、42分にはスペイン1部リーグのFCバルセロナ(FC Barcelona)で新たなチームメートになるアグエロのパスに走り込み、前に出てきた相手GKカルロス・ランペ(Carlos Lampe)の頭上を抜くループシュートを決めた。

 60分にボリビアのエルウィン・サーベドラ(Erwin Saavedra)に1点を返されたアルゼンチンだったが、65分にはアグエロとの交代で2分前にピッチに入っていたラウタロ・マルティネス(Lautaro Martinez)が至近距離から押し込んで4点目を挙げた。

 この結果アルゼンチンは、7月3日に行われる準々決勝でグループBの4位に入ったエクアドルと対戦することが決まった。

 一方、同日行われたグループAのもう1試合ではウルグアイが1-0でパラグアイを下し、組2位に入った。前半にエディンソン・カヴァーニ(Edinson Cavani)が決めたPKで勝利したウルグアイは、7月3日の準々決勝でコロンビアと相まみえる。

 グループA3位となったパラグアイはペルーと、グループA4位のチリはグループB首位のブラジルと、それぞれ7月2日の準々決勝で対戦する。(c)AFP