露天商組合からスニーカーブランド誕生、バルセロナのアフリカ移民
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■「非現実的」な移民法
地下にあるこの作業所では25人ほどが働いている。バルセロナ市庁は工場の確保のみならず、組合の取り組みも一部支援している。
「根本的な問題は、移民が押し寄せたことと同時に、外国人に関する非現実的な法律にあります」と語るのは、バルセロナ市議会社会経済委員会のアルバロ・ポロ(Alvaro Porro)委員長だ。「各都市が法律を変えることはできませんが、結局、現状に対処しなければならないのは私たち各都市なのです」
マンガさんはミシン仕事に未来を託す。いつの日か自分のコレクションをデザインすることを夢見ている。「縫い物を続けたい。それが私の天職だから」
今のところトップ・マンタの未来は明るそうだ。初出荷のスニーカー400足は売り切れ、次のオーダーに備えている。(c)AFP/Rosa SULLEIRO