【6月25日 AFP】カンボジア環境省は25日、ラタナキリ(Ratanakiri)州にあるビラチェイ国立公園(Virachey National Park)で4月11日に撮影されたオオツノホエジカ(学名:Muntiacus vuquangensis)の写真を公開した。

 絶滅が危惧されるオオツノホエジカが国内で初めて確認されたことは、野生動物保護に取り組むカンボジアにとって、追い風となると期待されている。

 オオツノホエジカは1994年、隣国のベトナムとラオスの森で初めて発見された。国際自然保護連合(IUCN)が絶滅危惧種をまとめた「レッドリスト(Red List)」で、絶滅の恐れが最も高い「深刻な危機(CR)」に分類されている。(c)AFP