【6月25日 AFP】コパ・アメリカ(2021 Copa America)は24日、グループAの試合が行われ、ウルグアイはFWエディンソン・カヴァーニ(Edinson Cavani)の代表通算52得点目などでボリビアを2-0で下し、今大会初勝利を挙げた。

 不運な形でオウンゴールを献上し、ウルグアイに先制点を許したボリビアGKカルロス・ランペ(Carlos Lampe)だったが、折に触れてほぼ一人で試合の望みをつなぎ続けた。

 ボリビアの4本に対し、22本のシュートを放つなどクイアバ(Cuiaba)での一戦を終始支配したウルグアイは、初勝利にふさわしい内容だった。

 ウルグアイを率いる74歳のオスカル・タバレス(Oscar Tabarez)監督は「われわれの圧倒ぶりはスコアに反映されていないが、満足している」と述べ、「守備面では一切ミスをしなかった」と付け加えた。

 グループAの他の試合ではパラグアイがチリに2-0で勝利し、2位に浮上。一方のチリは3位転落となり、勝ち点4のウルグアイは4位につけている。

 ウルグアイに敗れたボリビアは今大会初の敗退チームとなり、同組の他の4か国は全て決勝トーナメント進出を決めている。

 残り1試合になったグループAではアルゼンチン、パラグアイ、ウルグアイに組首位通過の可能性が残されており、対するグループBでは、物議を醸しながらも23日にコロンビアを2-1で下したブラジルが1位の座を確定させている。

 グループBではコロンビアも8強入りを決めており、ペルー、エクアドル、ベネズエラのうち1チームは敗退となる。(c)AFP/Cesar LOPEZ