【6月24日 CGTN Japanese】中国の有人宇宙船「神舟12号(Shenzhou-12)」は17日、宇宙ステーションのコアモジュール「天和(Tianhe)」の前方ポートとドッキングすることに成功しました。宇宙飛行士の聶海勝(Nie Haisheng)氏、劉伯明(Liu Boming)氏、湯洪波(Tang Hongbo)氏の3人は天和に滞在しています。

 滞在期間中、3人はロボットアームの操作、船外活動などを行います。このため、船外活動に対応する技術訓練は宇宙飛行士の必修科目です。これに先立ち、3人は地上で長時間にわたって水中訓練を受けました。

 宇宙飛行士が使う訓練施設は「中性浮力水槽」と呼ばれ、宇宙での無重力状態を再現する重要な設備です。船外での任務遂行のため、3人はこの大きなプールで複数回の訓練を受け、無重力状態で体を動かす能力を身につけました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News