【6月23日 AFP】米テキサス州のヒューストン・メソジスト(Houston Methodist)病院は22日、勤務継続の条件としていた新型コロナウイルスワクチンの接種を拒否した職員153人について、辞職または解雇されたと発表した。

 同院は職員に、今月7日までに接種を受けなければ、2週間の停職処分にすると伝えていた。

 同院の広報担当者、ゲール・スミス(Gale Smith)氏はAFPに対し、153人は停職期間中に辞職したか、22日付で解雇されたと語った。停職期間中に接種を受けた職員は、接種翌日から勤務に戻ったという。

 米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)によると、職員200人近くが停職処分を受け、ワクチン接種の義務化に対する抗議運動が行われた。(c)AFP