【6月22日 CGTN Japanese】中国オリンピック委員会(COC)の2021年第35回オリンピックデーイベントが20日午前9時、北京、張家口(Zhangjiakou)、杭州(Hangzhou)などの7都市で同時に始まりました。全国数千人のスポーツ愛好家らがウオーキングやオリンピック文化キャンプ、市民氷上体験などの活動に参加しました。

 中国オリンピック委員会の副会長を務める国家体育総局の高志丹副局長は、北京オリンピック水上公園のメイン会場で行われたイベントに出席し、あいさつの言葉を述べました。中国オリンピック委員会の宋克勤事務局長は、国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長の祝辞を読み上げました。バッハ会長は、祝辞で「全世界が新型コロナウイルス感染症という挑戦に直面している時に、スポーツの団結・希望・強靱(きょうじん)性と楽観的な力はより重要な意義を持つ」とした上で、「これこそがわれわれが共にオリンピックデーを祝い、オリンピック精神を発揚する理由だ」と指摘しました。

 1894年6月23日に設立されたIOCは、この歴史的な日を記念するため、1948年から毎年の6月23日を「オリンピックデー」としています。各国・地域のオリンピック委員会は毎年6月17日から24日の間にさまざまな祝賀イベントを行っています。

 中国オリンピック委員会は1987年から毎年、オリンピックデーを祝うイベントを開催しています。同イベントは、オリンピック精神を発揚し、オリンピックの理念を人々に伝え、オリンピック文化を普及させる重要なプラットフォームとなっています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News