【6月20日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間20日午後7時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は386万2364人に増加した。

【インタラクティブ図解】新型コロナウイルス、1日ごとの新規死者・感染者数

 これまでに世界で少なくとも1億7812万5020人の感染が確認された。大半はすでに回復したが、一部の人々にはその後も数週間、場合によっては数か月にわたり症状が残っている。

 この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、他の統計機関が行った集計見直しに伴う死者数の大幅な増加分は含まれていない。世界保健機関(WHO)の推計によると、新型コロナウイルス感染症により直接または間接的に生じた超過死亡を含めると、死者数の総計は公式統計の2~3倍に上る可能性がある。

 多くの国では検査体制が強化されたが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けず、感染に気付かないままとなっている。

 19日には世界全体で新たに9048人の死亡と35万4462人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはブラジルの2301人。次いでインド(1576人)、コロンビア(589人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに60万1741人が死亡、3353万8037人が感染した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は50万800人、感染者数は1788万3750人。以降はインド(死者38万6713人、感染者2988万1965人)、メキシコ(死者23万1151人、感染者247万5705人)、ペルー(死者19万202人、感染者202万6729人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはペルーの577人。次いでハンガリー(310人)、ボスニア・ヘルツェゴビナ(294人)、チェコ(283人)、北マケドニア(263人)となっている。

 地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が123万6235人(感染3597万4493人)、欧州が115万7566人(感染5389万7350人)、米国・カナダが62万7789人(感染3494万5971人)、アジアが55万4846人(感染3902万9236人)、中東が14万7709人(感染904万2064人)、アフリカが13万7103人(感染518万4463人)、オセアニアが1116人(感染5万1445人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP