【6月20日 AFP】英国のエリザベス女王(Queen Elizabeth II、95)は19日、今年4月に夫のフィリップ殿下(Prince Philip)が死去した後としては初めて、伝統の競馬「ロイヤルアスコット(Royal Ascot)」の観戦のため会場を訪れた。

 淡青色の服を身にまとったエリザベス女王は、リムジンに乗ってパドックに到着。車から降りる際には軍楽隊が国歌を演奏し、観客から歓声が上がった。

 チャールズ皇太子(Prince Charles)とカミラ夫人(Camilla, Duchess of Cornwall)やアン王女(Princess Anne)ら王室メンバーはすでに会場を訪れていた。

 女王は近くのウィンザー城(Windsor Castle)からロイヤルアスコットのレースを観覧してきた。女王の競馬顧問、ジョン・ウォーレン(John Warren)氏によると、女王は勝利馬の血統に大きな関心を持っており、毎朝、競馬情報紙「レーシング・ポスト(Racing Post)」を読んでいるという。(c)AFP