【6月20日 AFP】21F1第7戦フランスGP(France Grand Prix 2021)は19日、予選が行われ、レッドブル(Red Bull)のマックス・フェルスタッペン(Max Verstappen)が開幕戦のバーレーンGP(Bahrain Grand Prix 2021)以来となるポールポジションを獲得した。

 メルセデスAMG(Mercedes AMG)のルイス・ハミルトン(Lewis Hamilton)が2番手に入り、2列目はメルセデスのバルテリ・ボッタス(Valtteri Bottas)、レッドブルのセルヒオ・ペレス(Sergio Perez)の順となった。

 フェルスタッペンは、前戦のアゼルバイジャンGP(Azerbaijan Grand Prix 2021)では勝利をほぼ確実にしながら、タイヤがバーストして無念のリタイアを強いられたが、今回はこのポジションを優勝につなげようと意気込んでいる。

「ここまでは非常に明るい週末になっている。今まで自分たちが苦手にしてきたサーキットで、ポールポジションを取れて本当に良かった」

「チームにとって最高の一日になったが、明日またしっかり締めて25ポイントを獲得しなければならない。バクー(アゼルバイジャンGP)ではそれができなかった。すごく期待が持てる状況だ」

 フェラーリ(Ferrari)のカルロス・サインツ・ジュニア(Carlos Sainz Jr.)が5番手、アルファタウリ(AlphaTauri)のピエール・ガスリー(Pierre Gasly)が6番手に入り、以下はフェラーリのシャルル・ルクレール(Charles Leclerc)、マクラーレン(McLaren)のランド・ノリス(Lando Norris)、アルピーヌ(Alpine F1)のフェルナンド・アロンソ(Fernando Alonso)、マクラーレンのダニエル・リカルド(Daniel Ricciardo)が続いた。

 アルファタウリのルーキー角田裕毅(Yuki Tsunoda)は予選Q1の開始直後、ターン1の出口でマシンのコントロールを失ってスピンし、バリアーに衝突してリタイアとなった。角田はこれで開幕からの7戦中4レースでQ2進出を逃している。

 新型コロナウイルス対策の規制緩和に伴って、この日は約1万5000人が予選を観戦した。(c)AFP