【6月18日 AFP】男子テニス、ノベンティ・オープン(NOVENTI OPEN 2021)は17日、シングルス2回戦が行われ、大会第3シードのアレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev、ドイツ)は6-7(4-7)、6-3、3-6でフランスのウゴ・アンベール(Ugo Humbert、フランス)に敗れた。

 第5シードのロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)が16日にまさかの敗退を喫した後、前週の全仏オープンテニス(French Open 2021)で4強入りを果たしたズベレフがこの日敗れたことにより、ここまで生き残っているビッグネームは、世界ランク7位で第4シードのアンドレイ・ルブレフ(Andrey Rublev、ロシア)だけとなった。

 今大会ではトップシードのダニール・メドベージェフ(Daniil Medvedev、ロシア)を筆頭に、ロベルト・バウティスタ・アグト(Roberto Bautista Agut、スペイン)やダビド・ゴフィン(David Goffin、ベルギー)、ガエル・モンフィス(Gael Monfils、フランス)といったシード選手がそろって姿を消している。

 世界31位のアンベールは試合後、ユーロスポーツ(Eurosport)のインタビューで「これはキャリア最大の勝利だ」と喜ぶと、「精神的にすごく落ち着いていた。自分を鼓舞し続けることをずっと心掛けながらプレーしていた」とコメント。

 18日に行われる準々決勝では、2回戦で錦織圭(Kei Nishikori)に2-6、6-3、7-5で競り勝ったセバスチャン・コルダ(Sebastian Korda、米国)と対戦する。

 その他の準々決勝では、ルブレフがフィリップ・コールシュライバー(Philipp Kohlschreiber、ドイツ)を迎え撃つことになった。2回戦でフェデラーにフルセット勝ちを収めた20歳のフェリックス・オジェ・アリアシム(Felix Auger-Aliassime、カナダ)は、予選勝者のマルコス・ギロン(Marcos Giron、米国)と対戦する。(c)AFP