【6月18日 CNS】中国・福建省(Fujian)福州市(Fuzhou)の中国郵政ビルに誕生したミルクティーショップ「郵氧的茶」が行列のできるほどの人気となっている。店舗のインテリアや商品のパッケージはすべて、中国でおなじみの郵便局の黄緑色に統一。「映える」と評判となり、SNS型ECアプリ「小紅書(Red)」などのSNSに商品を買った様子がたくさん投稿されている。

 国営企業・中国郵政集団(China Post Group)のグループ会社、中国郵政大薬局が2020年10月、薬局の開店と同時に店舗の一角にショップを作った。女性店長の林さんは「薬局に来ると緊張する人もいるので、お客さんにリラックスしてもらい、座ってゆっくり薬剤師と健康相談をしてもらいたい」と狙いを説明。「郵便局がミルクティーを売っているの?」と思いのほか話題となった。林さんは「ミルクティーは健康的な成分のみで作っています。薬用成分の入ったドリンクも開発中です」と話している。(c)CNS/JCM/AFPBB News