【6月14日 CGTN Japanese】旧暦5月5日(今年は6月14日)は中国の伝統的な祝日である「端午節」です。中国各地ではそれぞれの形で民俗風習を味わい、伝統文化を体験しました。

 中国南西部の貴州省(Guizhou)鎮遠県(Zhenyuan)では、粽(ちまき)作りコンテストが行われました。優勝者は8分間で餡(あん)がぎっしり詰まった20個以上の粽を作り、来場者の食欲をそそりました。

 中国南東部の福建省(Fujian)アモイ市(Xiamen)集美区はドラゴンボートレースで祝日を迎え、現地で生活する100人近くの台湾同胞も参加しました。

 中国東部、江蘇省(Jiangsu)連雲港市(Luanyungang)黄窝村では、108段ある階段で伝統的な踊り・舞竜(ウーロン、竜舞)をする風習があります。十数メートルある金の竜が階段を駆け上る姿は、人々に幸運をもたらすとされています。

 中国中部の河南省(Henan)は、多くの景勝地で無形文化遺産展示エリアを設け、観光客は伝統文化を存分に味わえる版画・匂い袋・布トラ作りを体験しています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News