【6月11日 CGTN Japanese】中国外交部の汪文斌(Wang Wenbin)報道官は10日の定例記者会見で、「新型コロナウイルス感染症発生後、政府は海外在住の中国公民の生命と健康に関心を寄せている」とし、「3月7日、王毅(Wang Yi)国務委員兼外交部長は全国人民代表大会と全国政治協商会議の記者会見で、在外者向けの特別プロジェクト『春苗行動』の実施を発表した」と強調しました。汪報道官によりますと、外交部と各国駐在の大使館と領事館は在外者のワクチン接種に万全を期しています。すでに118万人以上が150以上の国で中国製と外国製のワクチンを接種しており、多くの人が「千里離れたところで、国のぬくもりを感じた」との声を寄せました。

 汪報道官はまた、中国在住の外国人について、「その仕事、生活、学習を確保するために、効果的な免疫の壁の構築に尽力している。対象年齢に該当する人を国産ワクチン接種枠組みに組み入れており、現在までに20万人以上が接種を受けた」と、政府の取り組みを紹介しました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News