スターリングが大英帝国勲章を受勲 反人種差別運動に貢献
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【6月12日 AFP】イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティ(Manchester City)でプレーする同国代表のFWラヒーム・スターリング(Raheem Sterling)は11日、スポーツ界における人種的平等を推進した功績が認められ、エリザベス女王(Queen Elizabeth II)の公式誕生日に発表される今年の大英帝国勲章リストに名を連ねた。
反人種差別や差別反対運動に積極的に関わってきた26歳のスターリングは、大英勲章第5位のメンバー章(MBE、Member of the Most Excellent Order of the British Empire)が授与されることになった。
今季シティのリーグ優勝とフットボールリーグカップ(England Football League Cup 2020-21)制覇に貢献した同選手は、キャリアを通じてスタジアムやネット上で人種差別の標的にされてきた。
2019年には反人種差別キャンペーンの「No Room For Racism(人種差別の余地なし)」に参加したほか、昨年には米国で殺害された黒人男性ジョージ・フロイド(George Floyd)さんの事件がきっかけとなった「Black Lives Matter(黒人の命は大切)」運動が加速する中で声を上げていた。
一方、母国代表のチームメートでリバプール(Liverpool FC)でプレーするMFジョーダン・ヘンダーソン(Jordan Henderson)は、特に新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミック(世界的な大流行)の中において、サッカーおよび慈善活動に貢献したとしてMBEを受章することになった。
また、リバプールやイングランド代表の指揮官を努めた経歴を持つロイ・ホジソン(Roy Hodgson)氏も、サッカー界における長年の優れたキャリアが評価され、同第3位のコマンダー章(CBE、Commander of the Most Excellent Order of the British Empire)に名を連ねた。
それぞれの分野における個々の勇敢な行動や奉仕あるいは業績をたたえる今年の主な受勲リストでは、約4分の1に相当する262人が、新型コロナウイルス関連の活動によって推薦された。(c)AFP