ジョコビッチ、相手リタイアで全仏8強 途中まで19歳に大苦戦
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【6月8日 AFP】全仏オープンテニス(French Open 2021)は7日、男子シングルス4回戦が行われ、大会第1シードのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)は19歳のロレンツォ・ムゼッティ(Lorenzo Musetti、イタリア)を6-7(7-9)、6-7(2-7)、6-1、6-0、4-0とリードしたところで相手が途中棄権し、準々決勝に駒を進めた。
すべての四大大会(グランドスラム)で2回以上優勝するという、ここ50年の男子選手で初めての偉業に向けて進んでいる世界1位のジョコビッチだが、この日は同76位でグランドスラム初出場のムゼッティに最初の2セットを奪われ、2010年以降の同大会では最も早いラウンドでの敗退となる恐れもあった。
しかし、続く2セットを奪い返すと最終セットでも4-0とリードし、最後はメディカルタイムアウトを要求していたムゼッティがけいれんと背中のけがを理由に途中棄権した。
2016年に全仏を制すなど、グランドスラム通算18勝を誇るジョコビッチは「たとえ2セットダウンになってもまだ自分にチャンスがあると感じるから、5セットマッチで若手選手と対戦するのは良い」とコメントし、「体力的に充実している手応えがある。これまでほとんどの5セットマッチで勝てているし、その経験が生きる」と話した。
ジョコビッチは最後の61ポイントのうち53ポイントをものにし、グランドスラムでは通算49回目の8強入りを果たした。また、四大大会で2セットダウンから逆転勝利を収めるのは今回が5度目となった。
一方のムゼッティは「あれ以上ポイントを奪えなかったから、途中棄権を決めた」と話した上で、「けれど、僕にとっては素晴らしい経験になった。自分のベストのテニスができた」と続けた。(c)AFP/Dave JAMES
