【6月6日 AFP】米国競馬のG1レース、第153回ベルモント・ステークス(153rd Belmont Stakes、3歳、ダート約2400メートル)が5日、ニューヨーク州エルモント(Elmont)のベルモントパーク競馬場(Belmont Park)で開催され、本命のルイス・サエス(Luis Saez)騎手騎乗のエッセンシャルクオリティ(Essential Quality)が、先行するホットロッドチャーリー(Hot Rod Charlie)を差し切って優勝した。

 アラブ首長国連邦(UAE)の競走馬管理組織、ゴドルフィン(Godolphin Racing Inc)が馬主で、ブラッド・コックス(Brad Cox)厩舎(きゅうしゃ)所属のエッセンシャルクオリティは、1番人気で4着に終わった第147回ケンタッキーダービー(147th Kentucky Derby、3歳、ダート約2000メートル)の雪辱を果たした。

 逃げて粘ったホットロッドチャーリーは1と4分の1馬身差で2着。3着は第146回プリークネス・ステークス(146th Preakness Stakes、3歳、ダート約1900メートル)を制したロンバウアー(Rombauer)だった。

 ケンタッキーダービーで1着だったメディーナスピリット(Medina Spirit)は、米クラシック3冠の最後のレースにエントリーできなかった。

 ボブ・バファート(Bob Baffert)厩舎のメディーナスピリットは、レース後の検査で14日前から投与を禁止されているステロイド抗炎症薬のベタメタゾン(betamethasone)に陽性反応を示したため、ニューヨーク競馬協会(NYRA)はベルモントパークを含む同州の三つの競馬場へのバファート氏の入場を禁止した。

 2015年と2018年にクラシック3冠馬を輩出したバファート氏は、ケンタッキーダービー主催者のチャーチルダウンズ(Churchill Downs Incorporated)からも同レースへの参加を2年間禁止された。なお、メディーナスピリットのケンタッキーダービー失格については今後決定される。(c)AFP