【6月6日 AFP】全仏オープンテニス(French Open 2021)は5日、女子シングルス3回戦が行われ、前回覇者で大会第8シードのイガ・シフィオンテク(Iga Swiatek、ポーランド)は7-6(7-4)、6-0で第30シードのアネット・コンタベイト(Anett Kontaveit、エストニア)を下し、4回戦に進出した。

 第1セット第1ゲームにいきなりブレークを許したシフィオンテクだったが、最後の13ゲームのうち11ゲームを奪い、ローラン・ギャロス(Roland Garros、全仏オープン)では10戦連続のストレート勝ちを収めた。

 これまでコンタベイトと2度対戦し、いずれも敗れていたシフィオンテクは、「彼女の出足は鋭く、私は出遅れた」と試合を振り返った。

 3回戦に残った中で最上位となる第4シードのソフィア・ケニン(Sofia Kenin、米国)は4-6、6-1、6-4でジェシカ・ペグラ(Jessica Pegula、米国)に逆転勝利した。

 女子シングルスはアシュリー・バーティ(Ashleigh Barty、オーストラリア)、大坂なおみ(Naomi Osaka)、アリーナ・サバレンカ(Aryna Sabalenka、ベラルーシ)の上位3シードが3回戦までに姿を消している。

 この日は全仏で3度準々決勝に進んでいる大会第5シードのエリナ・スビトリーナ(Elina Svitolina、ウクライナ)が3-6、2-6でバルボラ・クレイチコバ(Barbora Krejcikova、チェコ)に敗退。トップ10シードのうち第2週に進めたのはわずかに3人となった。

 第24シードの17歳コリ・ガウフ(Cori Gauff、米国)は、第1セットを先取して迎えた第2セット途中で第13シードのジェニファー・ブレイディ(Jennifer Brady、米国)が足を痛めて棄権したため、全仏初の16強入りを果たした。(c)AFP