【6月3日 AFP】サッカー国際親善試合が2日、各地で行われ、フランスはウェールズに3-0で勝利。約6年ぶりに代表復帰したカリム・ベンゼマ(Karim Benzema)は、PK失敗があったもののパフォーマンスに満足しているとコメントした。

 恐喝事件に関わった疑いでベンゼマは、2015年10月を最後にディディエ・デシャン(Didier Deschamps)監督から招集を見送られ続けていた。

 W杯ロシア大会(2018 World Cup)王者のフランスは、キリアン・エムバペ(Kylian Mbappe)、アントワーヌ・グリーズマン(Antoine Griezmann)、ウスマン・デンベレ(Ousmane Dembele)が得点し、ネコ・ウィリアムス(Neco Williams)がハンドで退場となった2016年の欧州選手権(UEFA Euro 2016)8強のウェールズに快勝した。

 ベンゼマは仏テレビTF1で「試合を通して感触は良かった。これから起きることの良い兆しだ。肝心なのはチャンスをつくって勝利し、次にもっと多くのゴールを決められるように改善することだ」と話した。

「再びこのシャツに袖を通したのは誇りであり喜びだった。プレーして今夜ピッチで何ができるかを示したかった」

 代表82キャップ目を刻んだベンゼマは、22分に放ったシュートがウィリアムスの退場を誘発したが、その後のPKはGKダニー・ウォード(Danny Ward)にセーブされた。

 8日のブルガリア戦が最後の調整となるフランスは、15日に敵地ミュンヘン(Munich)で行われる本大会の初戦でドイツと対戦する。(c)AFP