【6月2日 AFP】アジア・サッカー連盟(AFC)は1日、出場チームから新型コロナウイルスの感染者が出たことにより、開催国が中国からアラブ首長国連邦(UAE)に変更された2022年W杯カタール大会(2022 World Cup)アジア2次予選、グループAの残り7試合について、同国ドバイ(Dubai)ではなくシャルジャ(Sharjah)で開催することになったと発表した。

 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響ですでにスケジュールが大幅に変わっている同予選は当初、中国、シリア、モルディブ、フィリピン、グアムが組み込まれているグループAの残り試合を中国・蘇州(Suzhou)の隔離環境「バブル」内で、2週間かけて集中開催する予定だった。

 中国サッカー協会(CFA)は5月31日、会場はドバイに変更になったと発表していたが、AFCはこの日、隣接するシャルジャで試合を行うと明かした。

 中国の体伝周報(Titan Sports)によれば、モルディブとシリアの両チームはすでにドバイ入りしているものの、中国に出発する許可が得られなかったという。(c)AFP