【6月7日 AFP】中国と米国の研究チームが4月、ヒトとサルの細胞を混合させた有機体を実験室内で「かなりの期間」にわたり成長させたと発表した。研究の目的や科学的、倫理的影響についてまとめた。

■目的

 ヒト胚で現在できない実験を行えるようになる可能性がある。

■科学的影響

 発生生物学や進化論に関する新たな知見をもたらし、ヒトの生態や疾患に関する新たなモデル作成につながる可能性がある。

■倫理的影響

 これは人間なのか? どこまで進めてよいのか? など、専門家らが今回の研究をめぐる難しい問題を提起した。

(c)AFP