【5月31日 CGTN Japanese】中国全土の新型コロナウイルスのワクチン接種回数は5月28日時点で、計6億回を超えました。ワクチン接種が始まった後、接種回数が1億回増えるごとにかかった時間は、25日間から5日間にまで短縮されました。

 現在、中国で承認されたワクチンは3種類があり、それぞれ1回の接種で済むアデノウイルスベクターワクチン、2回接種が必要な不活化ワクチン、そして3回接種が必要なリコンビナントタンパク質ワクチンです。いずれも世界保健機関(WHO)が定めた保護効果には達しています。

 ワクチン接種を加速させるため、広東省(Guangdong)は800余りの大型臨時接種会場を相次いで設置しました。深セン(Shenzhen)南山文化体育センターの接種会場では、毎日提供されるワクチンの量が2000回分から5000回分にまで増えています。

 現在、広東省全域のワクチン接種は5000万回を超えており、そのうち1200万人余りが必要回数の接種を完了したということです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News