■「ひとくくりにされては…」

「この国のあちこちで起きていることも、ここでは起こさせない。そのための努力をしてきました」とビビア巡査部長は言う。

 1990年代の半ば、運動家らの要求を受けて、チェルシー警察署長だったエドワード・フリン(Edward Flynn)氏は人事採用において多様性を優先事項とした。それを境にマサチューセッツ州で最も人種的多様性に富む警察組織の一つになったと評判だ。

 住民団体「コラボラティバ(Colaborativa)」の代表、グラディス・ベガ(Gladys Vega)氏は、警察とは「常にコミュニケーションを取っています」と言う。

 ベガ氏は「滞在資格のあるなしにかかわらず」住民に仕えることが警察の大前提だと語った。「暴力の行使はあり得ません」

 ブライアン・カイズ(Brian Kyes)現署長をはじめチェルシー警察の多くは、パトロール中に着用するボディーカメラの導入に前向きだ。

 ポール・マッカーシー(Paul McCarthy)巡査は、署が「地域と一体になるよう」努めていると語った。「この国の別の場所で起きたことを見て、われわれの行ってきたことと、ひとくくりで語られては、失望を禁じえません」 (c)AFP/Joseph Prezioso with Thomas Urbain in New York