【5月27日 AFP】干ばつの非常事態宣言が出ている米カリフォルニア州で、オロビル湖(Lake Oroville)の貯水量が平均の半分まで減少している。

 オロビル湖は、カリフォルニア州で2番目の規模を誇るオロビルダム(Oroville Dam)によってせき止められた人造湖。オロビルダムは、2700万人に飲料水を供給している。地域で慢性化している干ばつが、夏を前に深刻化している。

 干ばつで水の供給に影響が出ているが、オロビル湖のレクリエーションエリアは営業を続けており、水位の低下に対応するため新たにボート乗り場が建設された。(c)AFP