【5月26日 AFP】スペイン1部リーグ、アトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)を優勝に導いたルイス・スアレス(Luis Suarez)が、FCバルセロナ(FC Barcelona)時代の盟友リオネル・メッシ(Lionel Messi)の去就について、バルセロナに「残ってくれればうれしい」と話した。

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 13歳でバルセロナの一員となり、現在33歳になるメッシは、この6月でクラブとの契約が満了となる。残留交渉は進んでいると報じられているが、同時にかつての恩師ジョゼップ・グアルディオラ(Josep Guardiola)監督が率いるマンチェスター・シティ(Manchester City)など、他チームへの移籍のうわさも絶えない。

 その中で、昨年夏にバルセロナのロナルド・クーマン(Ronald Koeman)監督から戦力外にされ、アトレティコへ移籍したスアレスは、メッシにはプロになってから一筋で過ごしてきたバルセロナに残留してほしいと考えている。

 スアレスはスペインのラジオ局カデナ・コペ(Cadena Cope)の番組で「友人やサッカーファン、彼を大好きな人間として、そうなれば幸せだしうれしい。それが自分からのアドバイスだ」とコメントした。

「それだけのものをクラブにもたらしてきたし、クラブも彼に多くを注いできた」

 地元メディアによれば、メッシは契約延長に乗り気だというが、前週マドリードでメッシと食事をしたというスアレスは、メッシがどう考えているかは分からないと話している。

 その一方でスアレスは、自身が来季もアトレティコでプレーすることは明言している。(c)AFP