【5月24日 AFP】世界ラリー選手権(WRC 2021)第4戦ラリー・ポルトガル(Vodafone Rally de Portugal 2021)は23日、最終日が行われ、トヨタ(Toyota)のエルフィン・エバンス(Elfyn Evans、英国)が優勝を果たした。

 第3戦ラリー・クロアチア(WRC Croatia Rally 2021)では優勝を目前にして逃したエバンスだったが、今大会ではリタイアしたヒュンダイ(Hyundai)のオット・タナック(Ott Tanak、エストニア)に代わって前日に首位に立つと、そのまま2位に続いたヒュンダイのダニ・ソルド(Dani Sordo、スペイン)に28.3秒差をつけてフィニッシュした。

 トヨタの前年王者セバスチャン・オジェ(Sebastien Ogier、フランス)が3位に入って総合首位をキープしたが、エバンスとの差はわずか2ポイントとなっている。(c)AFP