【5月22日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間21日午後7時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は343万2711人に増加した。

【インタラクティブ図解】新型コロナウイルス、1日ごとの新規死者・感染者数

 これまでに世界で少なくとも1億6509万3780人の感染が確認された。大半はすでに回復したが、一部の人々にはその後も数週間、場合によっては数か月にわたり症状が残っている。

 この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、ロシアやスペイン、英国で行われた統計局による集計見直しの結果は含まれていない。

 検査の実施件数は流行初期と比べて大幅に増加しており、集計手法も改善したことから、感染が確認される人の数は増加している。だが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けないため、実際の感染者数は常に統計を上回る。

 20日には世界全体で新たに1万2691人の死亡と66万9282人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはインドの4209人。次いでブラジル(2403人)、米国(692人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに58万8539人が死亡、3305万6860人が感染した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は44万4094人、感染者数は1589万4094人。以降はインド(死者29万1331人、感染者2603万1991人)、メキシコ(死者22万1080人、感染者239万140人)、英国(死者12万7701人、感染者445万5221人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはハンガリーの304人。次いでチェコ(280人)、ボスニア・ヘルツェゴビナ(277人)、北マケドニア(253人)、ブルガリア(251人)となっている。

 地域別の死者数は、欧州が111万8515人(感染5225万7202人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が99万8251人(感染3146万1832人)、米国・カナダが61万3643人(感染3440万2925人)、アジアが43万4304人(感染3383万7688人)、中東が13万9420人(感染835万4448人)、アフリカが12万7484人(感染473万2254人)、オセアニアが1094人(感染4万7432人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP