【5月21日 AFP】男子テニス、リヨン・オープン(Open Parc Auvergne-Rhone-Alpes Lyon 2021)は20日、シングルス2回戦が行われ、大会第1シードのドミニク・ティエム(Dominic Thiem、オーストリア)が3-6、2-6で世界ランキング49位のキャメロン・ノーリー(Cameron Norrie、英国)に敗れ、初戦敗退となった。

 全仏オープン(French Open)で2度の準優勝を誇るティエムは、今クレーシーズンは初戦のマドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2021)で4強入りしたものの、前週のイタリア国際(Internazionali BNL d’Italia 2021)では1勝しかできず、今回またしても早期敗退となった。

 勝利したノーリーは次戦、第6シードのヤニック・シナー(Jannik Sinner、イタリア)を6-7(7-9)、6-2、7-5で破ったラッキールーザーのアルトゥール・リンデルクネシュ(Arthur Rinderknech、フランス)と対戦する。

 世界ランク60位の西岡良仁(Yoshihito Nishioka)は第5シードのガエル・モンフィス(Gael Monfils、フランス)に4-6、6-3、7-6(7-2)で勝利し、8強入りを果たした。

 18日の1回戦で15か月ぶりの勝利を手にしていたモンフィスに逆転勝ちした西岡は、2019年の国別対抗戦デビスカップ(Davis Cup 2019)でも同選手を相手に番狂わせを起こしていた。

 西岡は21日の準々決勝で、トミー・ポール(Tommy Paul、米国)を6-1、6-4で退けた第2シードのステファノス・チチパス(Stefanos Tsitsipas、ギリシャ)と対戦する。(c)AFP