【5月20日 AFP】20-21NBAは19日、各地でプレーオフ進出を決めるプレーイン・トーナメントが行われ、ロサンゼルス・レイカーズ(Los Angeles Lakers)はレブロン・ジェームズ(LeBron James)の試合終了1分前の3ポイントシュートでゴールデンステイト・ウォリアーズ(Golden State Warriors)を103-100で下した。

 ジェームズは直前のプレーでドライブを仕掛けた際、ウォリアーズのドレイモンド・グリーン(Draymond Green)から激しいファウルを受けて相手の指が目に入り、決勝のシュートを沈める時は片目しか見えなかったというが、3ポイントラインから距離があるところから必死のショットを決め、昨季王者のレイカーズが劇的な勝利を収めた。

 ジェームズが22得点、11リバウンド、10アシストのトリプルダブルを達成したレイカーズは、第7シードとして西カンファレンス・プレーオフ1回戦に駒を進め、23日から始まるシリーズで第2シードのフェニックス・サンズ(Phoenix Suns)と激突することが決まった。

 ウォリアーズは最後にショットクロックが切れる中でステフェン・カリー(Stephen Curry)がシュートに迫ったが、前半をリードして折り返しながら逆転負け。今後は、同日にサンアントニオ・スパーズ(San Antonio Spurs)を100-96で下して勝ち上がったメンフィス・グリズリーズ(Memphis Grizzlies)と21日に対戦し、プレーオフ進出を目指す。(c)AFP