【5月20日 AFP】20-21イングランド・プレミアリーグは19日、第37節の試合が行われ、リバプール(Liverpool FC)はバーンリーFC(Burnley FC)を3-0で下し、来シーズンの欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2021-22)出場権が与えられる4位に浮上した。

 ロベルト・フィルミーノ(Roberto Firmino)、ナサニエル・フィリップス(Nathaniel Phillips)、アレックス・オックスレイド・チェンバレン(Alex Oxlade-Chamberlain)のゴールで重要な勝利を手にしたリバプールは、勝ち点でレスター・シティ(Leicester City)に並び、得失点差で4位に順位を上げた。

 得失点はリバプールがプラス24、レスターがプラス20となっているため、23日に行われる最終節でホームのリバプールがクリスタルパレス(Crystal Palace)に勝利すれば、トップ4フィニッシュがほぼ確実となる。

 一方、トッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)はホームでアストン・ビラ(Aston Villa)に1-2で敗れ、来季のヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2021-22)出場に向けて大きな痛手となった。

 プレミアリーグの5位と6位チームにはヨーロッパリーグの出場権が与えられ、7位チームは新設されるヨーロッパカンファレンスリーグ(UEFA Europa Conference League 2021-22)のプレーオフに進む。

 トッテナムが来季どの欧州カップ戦に出場することになるかは、最終節の結果次第となる。

 直近3試合で2敗目を喫して7位キープとなったトッテナムは、ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン(West Bromwich AlbionWBA)を3-1で下した6位ウェストハム(West Ham)に3ポイント差をつけられており、ウォルバーハンプトン・ワンダラーズ(Wolverhampton Wanderers)に1-0で勝利した8位エバートン(Everton)に勝ち点で並ばれている。

 最終節でトッテナムがレスターに勝利し、ウェストハムがサウサンプトン(Southampton FC)に敗れれば、得失点差により両チームの順位は入れ替わる。

 降格が決まっているWBAのサム・アラダイス(Sam Allardyce)監督は試合後、今シーズン限りでの退任を認めた。

 26シーズンぶりの欧州カップ戦不出場を免れたいアーセナル(Arsenal)は、アウェーでクリスタルパレスに3-1で勝利し、カンファレンスリーグ出場の望みをつないだ。(c)AFP/Steven GRIFFITHS