【5月19日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間19日午後7時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は340万6803人に増加した。

【インタラクティブ図解】新型コロナウイルス、1日ごとの新規死者・感染者数

 これまでに世界で少なくとも1億6414万5030人の感染が確認された。大半はすでに回復したが、一部の人々にはその後も数週間、場合によっては数か月にわたり症状が残っている。

 この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、ロシアやスペイン、英国で行われた統計局による集計見直しの結果は含まれていない。

 検査の実施件数は流行初期と比べて大幅に増加しており、集計手法も改善したことから、感染が確認される人の数は増加している。だが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けないため、実際の感染者数は常に統計を上回る。

 18日には世界全体で新たに1万4243人の死亡と62万1664人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはインドの4529人。次いでブラジル(2513人)、米国(858人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに58万7219人が死亡、3299万7505人が感染した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は43万9050人、感染者数は1573万2836人。以降はインド(死者28万3248人、感染者2549万6330人)、メキシコ(死者22万746人、感染者238万5512人)、英国(死者12万7691人、感染者445万392人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはハンガリーの303人。次いでチェコ(280人)、ボスニア・ヘルツェゴビナ(276人)、北マケドニア(251人)、ブルガリア(250人)となっている。

 地域別の死者数は、欧州が111万4295人(感染5243万5947人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が98万9289人(感染3111万3034人)、米国・カナダが61万2226人(感染3433万3792人)、アジアが42万4337人(感染3320万2535人)、中東が13万8693人(感染830万1795人)、アフリカが12万6887人(感染471万1225人)、オセアニアが1076人(感染4万6702人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP