【5月18日 AFP】神奈川県横須賀市で17日、70~80代とみられる男性が市役所を訪れ、現金6000万円を寄付した。

 対応した職員はAFPに対し、男性は名乗らず、手紙が入ったリュックサックを市長に渡すよう頼んだと話した。

 リュックサックの中には現金6000万円が入っており、手紙には小学1年生の時から始めた貯金であり、「何かの役に立ててください、寄付します」と書かれていた。

 職員によると、匿名の人物からこれほど多額の寄付を受けたのは初めてだという。

 上地克明(Katsuaki Kamiji)市長は、新型コロナウイルス禍の寄付に感謝の意を表明した。(c)AFP