【5月22日 CGTN Japanese】中国社会科学院がこのほど「デジタル経済青書」を発表し、中国人の衣食住・外出・娯楽など生活関係の行動や消費が高度にデジタル化したことが分かりました。

 全体的に見ますと、衣食住・外出・娯楽など生活に関する消費の半分以上が高度にデジタル化しており、そのうち、ネットショッピング分野はデジタル化が最も進み、85.2%に達したということです。資源のマッチング機能が発揮され、ビジネス様式が多様化した電子商取引プラットフォームはその変化で重要な役割を果たし、デジタル化の様式も単一なオンラインからオンラインとオフラインが融合した様式に転換しています。

 ネットショッピングに次いで2番目に顕著だったのは飲食業のデジタル消費で、全体に占める比率は78.6%となっています。出前にしても来店にしても、注文から支払いまで、デジタル化は人々の飲食消費の全ての過程に及び、絶えず人々の飲食消費の習慣に影響を与えています。

 3番目は文化と娯楽分野で、そのデジタル化は66.7%に達したということです。ソフト開発企業、主流メディアから一般人まで、デジタル化時代にソフトウエアの応用やプラットフォームなど各種の媒介を通して消費者にさまざまな娯楽内容を提供しており、利用者の規模は拡大を続けています。

 また、観光や宿泊、交通などのデジタル化は50~60%で、教育や医療健康分野のデジタル化は比較的遅れていて、40%足らずということです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News