【5月17日 AFP】米大リーグ(MLB)、ロサンゼルス・エンゼルス(Los Angeles Angels)の大谷翔平(Shohei Ohtani)が、16日のボストン・レッドソックス(Boston Red Sox)戦で9回2死から逆転の2点本塁打を放ち、チームの6-5の勝利に貢献した。

 レッドソックスとの3連戦での全敗を避けたいエンゼルスは、9回2死から18打席連続で凡退中だったマイク・トラウト(Mike Trout)が右中間への単打で出塁すると、続く大谷が相手守護神マット・バーンズ(Matt Barnes)の155キロの初球を右翼席へ運び、連敗を4で止めた。

 大谷は「きのう、おとといと負けているので。負け方もそんなに良くなかった。でも、こういう試合を勝てるということは力があると思っているので。ここから波に乗っていけるように頑張りたいなと思います」とコメントした。

 大谷はこれで今季12号目。ここまで9度のセーブ機会をすべて成功させていたバーンズは「自分たちが見た中で、最も肉体的に恵まれた野球選手だ。この後誰か、160キロ前後の球を投げられて、180メートルの打球を打てる選手が現れるとは思えない。彼は特別な選手で、信じられないほどの才能の持ち主だ。けがをせずに長く活躍してくれることを祈るよ」とコメントした。(c)AFP