【5月17日 AFP】女子サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Women's Champions League 2020-21)は16日、スウェーデン・イエーテボリ(Gothenburg)で決勝が行われ、FCバルセロナ(FC Barcelona)がチェルシー(Chelsea)を4-0で下し、スペインのチームとして初めて欧州王者に輝いた。

 メラニー・ロイポルツ(Melanie Leupolz)のオウンゴールで先制したバルセロナは、アレクシア・プテラス(Alexia Putellas)のPKでリードを広げると、アイタナ・ボンマティ(Aitana Bonmati)とキャロライン・グラハム・ハンセン(Caroline Graham Hansen)にもゴールが生まれ、試合開始から36分で4得点を奪って勝負を決めた。

 バルセロナは今季のリーグ戦でここまで26戦全勝、得失点差プラス123という成績で優勝を決めている。

 バルセロナのジョアン・ラポルタ(Joan Laporta)会長はツイッター(Twitter)に「おめでとう、チャンピオン。君たちは止められない」と投稿した。

 一方、選手補強に大金を費やしたチェルシーは4冠を目指していたが、バルセロナの判断と動きの速さにまったく太刀打ちできなかった。(c)AFP