【5月12日 AFP】東京五輪・パラリンピックの選手に提供される新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のワクチンについて、6月に日本の選手団への接種を進める計画であると国内メディアが報じた。

【図解】新型コロナウイルス感染症とワクチンに関する誤った主張

 日本経済新聞(Nikkei)と読売新聞(Yomiuri Shimbun)が関係者の話として12日に報じたもので、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会(Tokyo Organising Committee of the Olympic and Paralympic Games)は今のところこの件についてコメントしていない。

 報道によれば、選手と指導者の合計2500人が対象で、各競技団体らが監督するという。国内での接種がなかなか進まない中で、日本政府は以前、一般の国民に先立って選手が優先的にワクチンを接種する可能性を否定していた。(c)AFP