ジョコ「上位ランキングの変動はすぐそこ」、世代交代認める
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【5月11日 AFP】男子テニスのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)は10日、マスターズ1000(ATP Masters 1000)での次世代選手の躍進はトップに「変化が迫っている」ことの動かぬ証拠であり、自身の世界ランキング1位の座が脅威にさらされていることを認めた。
今季のマスターズ1000は3大会が行われ、ステファノス・チチパス(Stefanos Tsitsipas、ギリシャ)とホベルト・ホルカシュ(Hubert Hurkacz、ポーランド)が初優勝し、マドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2021)ではマッテオ・ベレッティーニ(Matteo Berrettini、イタリア)が初めて決勝に進んだ。
また、イタリア国際(Internazionali BNL d’Italia 2021)に出場するアレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev、ドイツ)は、2017年大会でマスターズ1000初優勝を果たしており、マドリード・オープンでは同カテゴリー通算4勝目を挙げている。
マドリード・オープンを欠場したジョコビッチは、連覇を目指すイタリア国際を前に「結果がそれを示している」と、世代交代が進んでいることを認めた。
「チチパス、ズベレフ、ベレッティーニ、(アンドレイ・)ルブレフ(Andrey Ruble、ロシア)といった選手はわれわれ上位から勝利しているし、たくさん試合をしてランキングポイントを稼いでいる。当然ダニール(・メドベージェフ<Daniil Medvedev、ロシア>)も同様にトップの座にチャレンジしている」
「もちろんドミニク・ティエム(Dominic Thiem、オーストリア)は何年もその位置にいる。それを避けることはできない。男子のランキングトップの変動はやって来る」
「それが1か月以内に起きるのか、1年以内に起きるのかは分からない」
ジョコビッチは3月、ランキング1位の在位期間でロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)の歴代最長記録を更新。今週で320週トップの座に君臨することとなる。
2月の全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2021)で四大大会(グランドスラム)通算18勝目を挙げたジョコビッチは、フェデラーとラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)の同歴代最多勝利記録20勝の更新が現在の目標だという。
「個人的にはグランドスラムほどランキングを気にしなくなっている。キャリアのこの段階で、グランドスラムが最も力を入れる大会だ」
「ランキング1位で何とか歴史を塗り替えることができた。最近までそれが中心だった。今はグランドスラムにピークを持っていき、自分のキャリアにとって大事なものにしたいと考えている」 (c)AFP