パッキャオ、ガルシア戦の交渉が「最終段階」に 側近明かす
発信地:マニラ/フィリピン
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【5月7日 AFP】ボクシングで8階級制覇を誇るマニー・パッキャオ(Manny Pacquiao、フィリピン)は、マイキー・ガルシア(Mikey Garcia、米国)とのファイトに向けた交渉が「最終段階」を迎えていることが、側近によって6日に明らかにされた。
パッキャオの特別アシスタントを務めるジェイク・ジョソン(Jayke Joson)氏は、早ければ来週にもパッキャオ対ガルシア戦の日時と会場に関して発表があるかもしれないと、AFPの取材に明かした。地元メディアによると、この一戦は7月にアラブ首長国連邦(UAE)のドバイ(Dubai)で行われる予定だという。
現在42歳のパッキャオが、2019年7月に米ラスベガス(Las Vegas)でキース・サーマン(Keith Thurman、米国)に衝撃的な勝利を飾ってWBA世界ウエルター級王座を獲得して以来実戦から遠ざかっているのに対し、9歳年下で元4階級王者のガルシアも、昨年2月のジェシー・バルガス(Jessie Vargas、米国)戦で判定勝ちを収めて以降はファイトに臨んでいない。
母国で上院議員も務めているパッキャオは昨年、元総合格闘技(MMA)のコナー・マクレガー(Conor McGregor、アイルランド)と2021年に対戦することを望んでいると話していたが、交渉は行き詰まっていた。
輝かしいキャリアが終わりに近づいている中、パッキャオはリングに戻れば再び巨額のファイトマネーを手にするチャンスがもたらされる。(c)AFP