【5月9日 CGTN Japanese】中国の有名なAI企業・百度(バイドゥ、Baidu)の自動運転モビリティープラットフォームは最近、完全自動運転のタクシーサービスをリリースし、北京首鋼園区で一般公開しました。1回の料金は30元(約500円)で、中国で一般向けに行う自動運転タクシーの商業化テスト運営としては初めてのものです。

 伝えられるところによると、百度の自動運転モビリティープラットフォームでは北京首鋼園区で運営する自動運転タクシーが10台前後あり、園内の2.7平方キロメートルの敷地に八つの駅が設けられ、会場エリア、ワークエリア、駐車場、カフェ、ホテルなどの機能別のエリアをつなげます。

 百度は2013年から自動運転の研究開発を開始し、2021年4月までに、自動運転のテスト距離は1000万キロを超えました。2020年には湖南省(Hunan)長沙市(Changsha)、河北省(Hebei)滄州市(Changzhou)、北京など多くの場所で自動運転の試行サービスを開始し、2020年末までに、百度の自動運転サービスによって、すでに延べ21万人の乗客が安全に運ばれました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News