【5月6日 AFP】南仏ボルドー(Bordeaux)の高級住宅街の路上で4日白昼、男(44)が別居中の妻(31)を生きたまま焼き殺す事件が起きた。

 5日の警察発表によると、事件は富裕層が多いボルドーのメリニャック(Merignac)地区で発生。男は通りを逃げる妻を追いかけ、銃を数発発砲。銃弾が脚に当たった妻が倒れると、可燃性の液体をかけて火を付けた。

 検察当局によると、男は1時間半後に現場近くのペサック(Pessac)地区で逮捕された。逮捕時、拳銃と空気銃、弾薬帯を装着していた。男は妻の殺害および妻が住んでいた家への放火の容疑が掛けられている。

 妻と一緒に住んでいた3歳、7歳、11歳の3人の子どもは留守中だったが、トラウマ治療のカウンセリングを受けているという。また、現地当局は目撃者のためにもカウンセリング・サービスを開始した。(c)AFP